悲劇は帰り道でおきた。
その時クラスメートから借りた漫画を僕は読んでいた。
タイトルは[世界一初恋]。要するにBLと呼ばれるものだ。
僕は初めて男性同士の濡れ場を読んだのだが
これも面白いな(二次に限る)と思った。
まあ、それはいい。悲劇というのは
「おっ、ちゃんかみじゃ〜ん」
友人に遭遇したとこから始まった。
勿論読んでいるものがあれなのですぐに閉じる。
「○○久しぶり〜」
「元気?」
「机に伏せて眠ってしまうような生活ですよw」
「まじか……ところでさ」
切り替えるのはやっ!
「その本何?」
それに…さわるなあああ!!!!
「さ、参考書」
誤魔化せたか……?
「でもそれサイズ的に漫画だよね?」
な…なんてやつだ!
「まさか参考書ってエロい系?」
当たってる感じだけどきっとコイツのイメージとは違う!
「あなたが思ってるような内容では無いです(キリッ)」
「マニアックな感じか!?」
そういって向こうが手を伸ばしてきたので、奥の手の一言!
「借りたものだから!」
これでコイツもうかつに手を……
「よいしょっと」
………かばんとられた。
「返せって!」
「借りたものなんだろ?無理に奪い返そうとしないほうがいいと思うんだけどな〜」
確かにそうだ……もう、止められないか!?
「知って後悔するって事は意外にあるんだぜ?」
「ふ〜ん」
本は、開かれた。
ペラペラとページをめくっていた彼が指を止め、あるページを凝視。その後こう言った。
「なんかごめん」

0 件のコメント:
コメントを投稿