英語の時間が嫌いだ。
英語が嫌いというわけでない。むしろ大学生になって、前より好きになったと言えるだろう。
英語の時間が嫌いなのだ。
仲の良い友人もいない。
婦女子グループがいるが、話す気にならない。
何故か。それは、そのグループは私より別の男が好きなのだ。
その男はトッシーと呼ばれている。
では、何故その男が現れるだけで私は話す気が無くなるか。理由はただ一つ。
私にとって彼はーーー生理的に無理なのだ。
明るく、誰とでも打ち解ける。ノリがよい。しかし、信頼関係がそんなにあるわけでも無いのに、イジったり、チョッカイだしたりしてくる。
生理的に無理な存在の最大の特徴だ。
彼が半径3メートル以内にいるときまず、私は言葉を発さない。
授業で仕方なく、向こうが来たから仕方なく話す事がある。
そのとき出るのは偽りの言葉。真実ではない。
彼に対する嫌悪感はそうそう出さない。
だが、もう限界だ。
変な介入をしないでくれ。
火曜。私は彼が留学の講習に現れるのを知っていた。
回避する。避けて、避けて・・・
私は、何をしているのだろうか。
答えはどこに。
・・・忘れよう。
明日は、同好会だ。そんなこと忘れていよう。

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