理由は歩くからだ。山を。
「そう、部活だ!!」
電車で本厚木まで行き、そこからバスで宮ヶ瀬ダムの近く、土山峠まで行く。
バスではご老体が多かった。
しばらく歩くと雪があった。
さすがは山だなって感じだ。
山って言っても大山のように舗装されてないし、登りだしたとこの高さがあったので標高=登った高さにはならない。
さらに冬で大半の落葉樹は葉が無い。
はがない?
ともかくなんとも言えない山だ。面白いけど中途半端というか…
かなり失礼な事を言ってんな。
まあ、それでも都会の排ガス、アスファルトよりは100倍良い。
よいしょよいしょと登って行くと、明らかに山登りに来た人とは違う人と遭遇した。
その人によるとここらのある地点で爆破実験をするらしく、登山者の人数を確認していた。
気にせず進む。
本来10時30分にやる実験だったらしいのだが、結構遅れている。
爆破を期待して待つのもどうかと言うわけで我々は進んだ。
それなりに進み、昼食をとる。
弁当を作ってくれる母さんに感謝だね。こりゃ。
そしたらば飯を食ってる間に遠くからドーンという音がする。
「地味だな…」
みんなそう思っているらしかったが…遠ざかってた訳だから仕方ない。
そうしてずんずん進んでいったら
目標地点、宮ヶ瀬ダムに到着。
でけぇ。
絶対ラブラブ天驚拳なんかよりデカい。
「早く帰りたい」
…先輩の言うとおり。
文面にしたからあっという間ってだけで、本厚木を出たのは8時40分だ。
4時間ぐらい経っている。
そうしてみんながダムを後にして、バス停へと向かった。
バス停では残酷な表記の嫌がらせを受けた。
「また40分待つな…」
そう。また。
本厚木を出る際にもギリギリバスを逃し、50分程待ったのだ。
みんな近くにあったローソンでなんか買うことにしたらしい。
わざわざ菓子とかジュースを買うのに抵抗がある俺は困った。
みんな何かしら買ってるし。
しかしコンビニを利用した最後の記憶が100周年式典のときガリガリ君を買った…
「何を買えば!?」
コンビニに来たら〜どうすればいいんだ?
混乱する俺の前に強敵が現れた。
けいおん!フェア
ほぼ山の中のコンビニは、一番くじが無いにしろ(そもそもやってなかったかも)クリアファイルが全種残っていた。
どうするよ俺!
つづく




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