それは『失速の遅刻魔』と、呼ばれた俺よりも遅くに来た奴がいたからだ。
彼の名はウエキング。
中学三年のときは、彼に常に笑わされた。
紙ヒコーキ事件などが良い例だ。ウエキングの面白さが観たいなら、ようつべで[笑っちゃだめとも]と、調べて欲しい。
第二回がオススメだ。
まあともかく三人揃った我々は、海老名にあるビナウォークというエリアの『シンシア』というカラオケ屋に向かっていた。
『シンシア』は、デイトリッパー海老名店と比較されやすいぐらい高い店だ。
なぜそんな店に向かっているかというと、会員に誕生日の月に届く「一時間、部屋代無料サービス券」という物があったからだ。
ワンドリンク詐欺だろうが、一時間だけ過ごしていく予定だった。
それなら金もかからないと思って。
開店と同時に入店。
しかし、『シンシア』のケチっぷりはなかなかだった。
なんとまあ、一時間だけの利用は無理と。
二時間利用し、無料券を使用した場合でも
デイトリッパーの方が安かった。
という訳で即刻デイトリッパーに移動。
インドがしょっぱなから、自分と誕生日が一緒という訳で
ダンディ坂野の迷曲
『ゲッツゲッツにしてあげる』
を熱唱。歌詞はお察し下さい。
その後、色々な曲を歌っていったが
俺が『タケシのパラダイス』をジョイサウンドの全国採点で4位という結果を出した。
人数も数十人とか言うわけではなく、約百人ぐらいの中での4位だ。
これはベスト3を目指すしかない!
と、思った俺は二度目を歌った!
…5位だった。今度一人で来たときにでも挑戦しよう。
しかし、そんな素晴らしい曲数のジョイサウンドにも欠点はある。
名古屋工学院専門学校の映像テロだ。
これは恐らく「そんなに歌う人いないやろ」と思われたであろう曲の時の映像が
よくわからないドラマ調どころか、これで商売とかナメてるだろというCGになる。
まあ、全国採点でも十数人ぐらいしか歌ってないのばかりだが
酷い。
しかもどうやらひとりで作っていたらしく
とんでもなく酷い。
一人でやったのだから仕方ないとは思うが
これを採用したジョイサウンドの気が知れない。
酒の勢いなのだろうか?
ボス戦直前の耐久が高い雑魚ぐらいウザいと言っておく。
何故彼らの作品が出るのか…
続く

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