残る物はただ一つ。
報告書だ。
家で探したが無かった報告書。
先生に行って貰おうと思っていたのだがタイミングを逃し、3時限目に突入していた。
「あーあ…放課後提出なのに放課後貰うのか…怒られそ」
今日は3時限目までだった。
ちなみに明日もだ。
明後日もだ。
3時限目は実習。
線図という図を書くため製図の教科書を渋々開いた。
その時だ。一枚の紙が落ちた。
「暇を持て余した…紙々の…遊び」
じゃねーよ!ああ、クソ!こんな所にあったのか!
「よし、授業が始まる前に書けるとこまで—」
キーンコーンカーンコーン♪
運命は残酷だ。
放課後。
他の男子5人は帰るというのに俺は残って…
いや、仕方のない事だ。
だが他の奴らは残ってくれないのな。
他が残ってる時俺は残っていたのに…
妨害とかもしたけど。
「デュエル!」
とか作業中にふっかけてもんな。
相手されなくなって暇になっていた俺にトビはゼルダの伝説やらせてくれたっけ。
「とりあえずちゃっちゃとやるか。」
だが、俺は開始5分後ぐらいに誘惑に負けヤブが貸してくれたよつばとを読んでいた。
俺はプロダクト実習室で報告書を書き書きしていたのだが、その部屋には俺ともう一人報告書を書いている女子がいた。
DA☆GA
彼女は俺がよつばとを読んでクスクス笑っていた間に報告書を書き上げ、提出した後こう警告した。
「福田先生待ちかまえてたよ?頑張ってね」
「じゃあね」
余裕の一言、それは会心の一撃だった。
ちょうど良くよつばとを二巻とも読み終えたので書くことに。
「ブログで鍛えた文章力をなめるな!」
14時20分終了。
遅れて出したから怒られると思ったのだが
怒られなかった。
逆に恐ろしかった。
果たして製図の成績はいかに!?
とりあえずデザイン課題を全て出してきた自分のご褒美という事で、
セブンイレブンに寄り
森永みぞれいちご
を購入。カップに入った練乳いちご味のかき氷と考えていい。「今日100円返してもらわなきゃ買えなかったな…」
しかしカップというのはかさばるなあ。
ゴミの事とかソーダ味とか考えればガリガリ君でも良かったんだがな。
シャクッ
うむ、上手い。
無果汁の人工いちご味と練乳のハーモニー。
家で作る黒蜜かき氷(シロップ無いから)とは大違いだ。
だが、その後彼に問題が起こる。

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