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2011年11月3日木曜日

メデューサ戦記—第二章夢—

そこにあったのは自律機動兵器。
SEED事変の時のものだろう。


…何、動き出した!?しかもこれは—どうやら私たちを敵と思っているようだ。
「戦うしかない」
エミリアもなんとかその気になった…だが、いけるか?

機動兵器はその見た目通り、動きが遅かった。
エミリアには回復を促し…ここはヒット&アウェイ戦法が良いだろう。
ダメージを与え、離れる。
また与え、離れる。
時間がかかるが一番安全だ。


しばらくして、そいつが倒れた。
「なんだ…倒せたじゃないか」
エミリアと勝利を喜んだ。
もちろん出口は見つかってないが。

しかし、そこで予想外の事が起きていた。

そいつは…まだ動いていた。

「えっ?」
驚くエミリア。
兵器との距離はほとんどない。
先ほどの反応速度や、回避を見ていても予想がつく。


このままではエミリアは死ぬ。


気づけば足が動いていた。
私は走り—そのままエミリアを突き飛ばした。

私は兵器の爪をモロに受けた。
意識が消える前…エミリアが叫んでいるのがうっすら聞こえた。
「逃げてくれ」と、声を出したいのだが…出せそうに無かった。


私はそのまま瞳を閉じた。


気づくとそこは部屋だった。
誰のかはわからない。だが、広いのはわかる。
そばには見たことのない女性がいた。
「お客サン『リトルウィング』へヨウコソ〜」
私に言っているのか?
「ワタシ、チェルシー。ヨロシクネ」
「…ここはどこ?」
「リラックスしててイイノヨ〜。ボッタクリの店じゃないからネ〜」
…とりあえず最後の記憶を辿ってみた。
するとあることに気づいた。

私は…死んだ?

兵器にこの身を裂かれた記憶がある。あれが本当なら私は死んでいる…?という事はあれは夢?

その間にチェルシーが、ここの説明をしてくれていた。
どうやらここは、リゾート型コロニー『グラット6』にある軍事会社
「リトルウィング」
の中らしい。
ずっと寝ていたらしい。こんな床で?

考え事をしていたら、チェルシーが「社長さん」と呼ぶ人物が話しかけてきた。

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