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2011年8月25日木曜日

マウンテン・フジ—序—

重い。

私が背負うものはそれほどに重かった。
着替え、雨具、水…
それだけだというのに。
まあ、水が2Lというのもあるんですがね。


普段出かける時は片時も手放さないPSP。
今回はおいていく。
そりゃあアナタ、富士山にPSP忘れて見つかると思ってるんですか?

そう、自分は遠出するさい不安材料を可能な限り排除している。
そのため合間の時間つぶし
【PSP・DS・ラノベ】
をおいてきた。
しかし、そんな私にも不安材料があった—

爪を…切り忘れてしまったのだ。

爪の白い部分(肌と密着してない部分)が3〜4ミリぐらいはあるだろうか。
これが私の不安材料だ。
現段階ではこれぐらいだろうか?


「いや、まて…」
この不安を取り除ける可能性がある!
私の友人ムッシュが部長をつとめている陶芸部!
あそこに作品の爪切り(ちっちゃい)があった気がする!

ムッシュにメールを送る。

なにしろ山を登る格好のため制服ではない。
制服じゃないのに陶芸部の部室の鍵を借りるのはまず無理だろう。
そのためムッシュにメールを送ったのだが…
「ああ…駄目か。」

まあ、そもそも爪を切り忘れた俺が悪い。
学校に着いたしもう諦めるか。
ワンダーフォーゲル部で指定された場所に向かう。


どうでもいい話だが、この学校を離れる前に一度だけでも行きたい場所がある。


学校より徒歩一分
「喫茶ぱぴぷぺぽ」
名前が気になっている。

関係ない話終了。

集合場所到着。
先生が一向に現れない。


「爪切り探せば良かった」

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