スタートというものはいつもつらいがこれまでとは思わなかった。
朝食に紛れていたメロンパンがなかなか美味かった。
中にメロン味のクリームがあって…
味の表現が下手だな。俺。
とりあえず今日ぐらいは良い一日になるんじゃないかと思っていた。
「その幻想をぶち殺す!」
という出来事がおきる。
良いことありそうと思っていても学校に行くのはツラい。
実習という確実にダルくて面倒な授業があるわけで。
しかし、それでも学校には行かなければならないのだろうな…
家から学校までの道のりで事故が発生した。
最寄り駅、かしわ台のホームに着いた俺は暇つぶし要員
【PSP】を取り出した。
「アーッハーッハッハ!俺っちの鮮やかなコンボを炸裂させてやるぜ!(実用性皆無)」
電車が来る。
乗る。
次の駅に着く前にPSPの電池が切れる。
「—ッ!」
車内で騒ぐわけにもいかない。
声にならない声を上げ、PSPをポケットにしまい込んだ。
事件はこれだけで済まなかった。
大和(かしわ台から3駅)辺りで太めのオッサンが乗ってきた。
そこまでは良かった。
電車がどんどん混んできて、おっさんがこちら側に押されてきた。
「まったく…あれ?」
足に温もりを感じる。
ちょっと高めの温度。
これは…柔らかすぎず、ちょうど良いハリを持った—
オッサンの足か!?
なんでくっついてんのさ!
クソッ、混んでなきゃ「俺に…触るなぁ!」とか言ってはじいてるが…
横浜到着。
「き…気持ち悪い30分だった…」
PSPは予備バッテリーに変えることでなんとかするか…
しかし朝からこれはやな予感しかしねえな

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