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2011年9月22日木曜日

デリート

僕は泣いていた。

それでもみんなは過ぎ去っていく

そうだ、僕は本来『無い』人間

誰も気にしない

フられたのかとでも思ってるだろう

誰も気にかけない


あるべき姿

自分で自分が悲しくて涙が止まらない

なんで…学校に行けないんだろう


さっきのメールも誰も返事しない
返事を送ってきたKAGOMEすら心配していない

いや、それがあるべき姿なんだ

さっきの更新がモバゲーに消されたのもそうだ。

僕はあってならない存在なんだ

世界が僕を必要としないから

僕の世界は濁って

僕が周りを不幸にしてしまうから

僕の世界は更に濁って

僕が人生を悲観するから

人生も僕を悲観して


僕は蚊みたいなものだろう

うっとうしく、邪魔で、ムカつくだけの対象

生きているだけ迷惑

友達と会うときは楽しい

でも、向こうが楽しいかはわからない

ウザイと思ってるかもしれない

クラスメートみたいに気にもしていないかもしれない

とりあえず母に家に帰るように言われたので帰った。


現実から逸脱したくなった

既に現実に見放されているだろうが、もっと不幸になってやろうと思った

ずっと前に拾ったタバコ

吸ってみようと思った

なにか変わるんじゃないかと思った


火をつける

僕やニッシーが嫌う副流煙が立ち込める

主流煙より副流煙の方が体に悪いと聞いたことがある

だったら大丈夫

誰も傷つきはしない


母を思い出した


真っ先に心配してくれた母

深く、真面目に心配してくれた母


僕は、そのタバコを窓から投げ捨てた

何も変わらなかった

むしろ世界にいたいと思ってしまった


いや、まだもう一本ある

箱から最後の一本を取り出す際


僕の手は震えていた

僕はその最後の一本も、火をつける前に窓から投げ捨ててしまった

箱だけ虚しく残った


母から電話がかかってきた

僕は電話を切った後…泣いた

心配してくれる人がいた


それはおかしいと思いながらも

嬉しかった


誰かが僕の事を心配する

迷惑をかけているのが悲しかった

でも、嬉しかった


涙を流さずにはいられなかった。

空になった箱を見る。

僕もこの箱と同じ…

空っぽで、ふにゃふにゃで、多くの人から嫌われて、

それでも存在する


僕はきっとそんなんだろう

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